以前、御蔵島に「Kちゃん」と呼ばれる子イルカがいました。その「Kちゃん」は人間の出したゴミにより尾鰭を失い自分でゴハンを食べる事が出来なくなり、最終的に最悪の結果(死亡)になってしまいました。
小さい子〜大人まで幅広い方に少しでも環境に関心を持ってくれるように、作られた絵本です。絵本ではありますが、大人の方でも環境問題に真剣に取り組もうとするきっかけをくれる良い本です。
イルカのKちゃん
文/田口周一 +DOLPHIN CLUB 絵/大島良子
教育出版 本体1,300 + 税
動物飼育係・イルカの調教師
になるには
井上こみち 著 ぺりかん社
定価 本体1270円 + 税
初めて水族館や動物園の業界を目指す方には良い本です。
動物園・水族館の職員の仕事の事を大まかに説明されていて、そのためにどうしたらその職につけるのかをアドバイス的に書かれています。私もこの業界を目指すときに一番最初に読みました。
イルカの事について研究し、シンポジウムも開かれている、東海大学教授 村山司 様が出版されている本です。イルカと接していく上で、どの様な事大切なのか、学術的な面からの考えが書かれています。これを読めば、水族館でのイルカの見方が変わるかも。
イルカが知りたい
どう考えどう伝えているのか
村山 司 著 講談社
定価 本体1500円 + 税
ドルフィン
〜海は、夢をかなえるところ〜
著者/セルジオ・バンバーレン 訳/兼武 進
PHP研究所 本体1,350 + 税
イルカのダニエルが夢を追いかけ、ゆくゆく追い続けた結果、何を得られたのかが、かわいい挿絵とともに、子供でも、わかりやすい内容になっています。